【移住物語 P002】移住の目的をたくさん考えた

丹波移住物語

移住物語の前頁(P001)の続きから

移住を決めたものの「なんのために移住をするのか?」という明確な目的が無いと、一時の気持ちで、時間がたつと迷いが生まれそうな気がしたため、移住する目的を明確にすることをはじめました。目的を考えるにあたって、まず、今の大阪都市圏での生活を続けた場合に、未来は描けるかどうか?確認の意味を踏まえて考えてみました。

結果、今の状態がただ続くような未来しか描けず、まったくワクワクしません。「やっぱり、今の都市圏での生活に未来は描けない」と、今の生活の延長は無い、と判断ができました。では、移住した場合の未来は描けるか?と自分に問いました。移住の本を読んだり、動画を見たりして、移住のイメージをつかもうとしました。すると、古民家の土間で、コミュニティーの仲間とワークショップをしたり、料理を囲んで談笑したり、料理したり、地域の人とイベントをしたりとイメージがわいてきました。

これで明確になりました。移住の方が、ワクワクする未来を描くことができると。そこで、何ができるか?何をしたいか?ノートに書き出してみました。「冬は薪をつくって薪ストーブで過ごす。」「家庭菜園に野菜をつくって自分で作った野菜で料理をつくる」「広い土間で、ワーケーションしたり、イベントをしたりする」いろいろ思い描いてみました。その作業がとても楽しい。たくさん考えて、どんどん書き出します。

これではっきりしました。僕は自然のある場所での生活の方が未来を描けると。もちろん、大阪の仲間ともつながっていたいから、二拠点生活からスタートしたい。まずは古民家をサードプレイスとして、大阪や地方の地元とつなげて人が集まる場所をつくりたい、と。二拠点生活や移住の未来イメージが描けるのがわかったので、次に移住の目的を明確にしました。

移住する大きな目的は二つです。一つの目的は、子供たちが「早く大人になりたい!」と、憧れる大人を増やしたいから、コーチングやイベントなどを移住先の自然豊かな場所で非日常を演出して、考え方(思考)を変え「自分らしい生き方・働き方」を見つけるお手伝いをすること。

もう一つの目的は、自分の健康維持のためです。都会に住んでいると便利です。便利ですが、便利過ぎて老化しそうな気がします。ビル街の景色、隣にコンビニがある。どこに行くにしてもバリアフリー。頭と身体を使うことを意識しないと不健康になるような気がします。地方に行けば、不便なことはあるかもしれませんが、生活の中で頭と身体を使うことが増え、景色も広大。健康のための移住とも言えます。

この二つの目的が明確になって、もう迷いはありません。移住への決意が固まったところで、次のすべきことは、「移住先を決める」ことでした。

移住物語の前頁(P003)へ続く

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